去る11月1日(金)、当山正圓寺における「報恩講」が厳修されました。
午後の部である、結願日中をご報告いたします。
変則ではありますが、拙寺住職による「表白」にて、この度の「報恩講」の想いや誓いを述べさせていただきました。
道俗(僧侶もご門徒)共々に
「如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし 師主知識の恩徳も ほねをくだきても謝すべし」(『恩徳讃』)と、
それぞれの「信心」を確かめ合いました。
そして、結願日中のご法話の講師は、越本 達了氏(東成区・専光寺ご住職)によってご教導されました。
「呼びかけを聞く! “浄土を真の宗としていきよ”」という講題のもと、ご法話をいただきました。
狭い参詣席を埋め尽くすご門徒を前に、浄土を真実なる依りどころとする生活の大切さを
笑いを織り交ぜ、脱線しつつも(笑)、熱く「真宗」を語っていただきました。
講師のご法話に小生も感動しながら、「報恩講」の大切な意義を改めて確認させていただきました。
本当に講師との出遇いとご縁の不思議さを実感しながら、本年度の「報恩講」を無事に終えることができました。
おみがきや準備やお給仕等、ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。
またお忙しい中、ご参詣いただきましたご門徒の皆さま、ありがとうございました。
来年度の「報恩講」に向け、新たな歩みを始めて参りますので、ご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
正圓寺 住職 藤岡照也
《講師:越本 達了氏》