初めに、読経中の作法について、ご説明いたします。

施主の方を中心に、お内仏(仏壇)の前に念珠をもって着座します。

座る順番に決まりはありませんが、故人と「縁」の深い方から座るのが一般的です。

住職が着座され、まず合掌・焼香されますので、住職に合わせて、一同「合掌」しましょう。

読経が始まりますと、お焼香の順番が回ってきます。

 この「焼香」とは、仏事には欠くことのできないものであり、

お釈迦さまのご在世の当時から行なわれていた大事な「儀式」と云われています。

浄土真宗において最も大切なお経である『仏説無量寿経』には、

一切万物がみな、無量の雑宝や百千種の香をもって共に合成し、その香は普く十方世界に薫ぜん」と、

薫香(くんこう・かおり)をもって清浄なる世界、「浄土のはたらき」を教えています。

 つまり焼香、香を焚くということは、薫香により、仏前を荘厳(おかざり)すると共に、

清らかな光明の世界、「浄土」を思い浮かべる大切な「仏縁」となるわけです。

 さて、焼香の作法をご説明いたします。焼香の順番が回ってきましたら、

仏前に向き直し、ご本尊「阿弥陀如来」を仰ぎ見て、身を正します。

次に、焼香をします。左手を卓に添え、右手で香をつまんで、香炉(こうろ)の中に「二回」薫じます。

この時、香を額に頂き、念じることはいたしません

 最後に、右手の指先で香盒(こうごう・香を入れる仏具)の香の乱れを直してから、

静かに合掌し、お念仏「南無阿弥陀仏」を称えます。そして合掌を解き、軽く「一礼」した後、元の席に戻ります。

最近では、香炉と香盒を「焼香盆」にのせ、順番に回していく「回し焼香」が多いようです。

この場合も、作法は同様あり、 正しい焼香の作法を身につけましょう。 

 


去る5月18日(水)午後2時より、本年度の「永代経法要」が本堂にて勤まりました。

初夏を想わせるような暑い一日となりましたが、多くのご門徒にご参詣を賜りました。

法要に於いては、永代経表白の後、『仏説阿弥陀経』の読誦、

『正信偈』の唱和をお勤めしました。

内陣・外陣の法類の力添えを賜り、お荘厳をしていただきました。

法話は、廣瀨 俊 氏(東大阪市市・法觀寺ご住職)からご法話を頂戴いたしました。

「御恩報尽の念佛」という講題をいただき、この私一人に賜る「ご恩」とはいかなるものなのか?

大きな文字のレジュメを配っていただき、分かり易く、丁寧に仏法を伝えてくださいました。

ご門徒一人ひとりのうなずきの中、「知恩報徳」とはいかなるものかという課題をいただきました。

さらなる「聞法生活の歩み」が始まる機縁となったと思われます。

私自身、これからももっと多くの方々に開かれた「真宗のお寺」を目指し、

日頃からのご門徒との付き合いの深さを考えさせらる法要となりました。

最後にお多用の中、本堂にご参詣を賜り、また多くの「御懇志」を賜り、誠にありがとうございました。

合掌

IMG_3424

《ご法話:廣瀨 俊 氏》


来る 5月18日(月)午後2時より、平成28年度の「永代経法要」が勤修いたします。

本年度のご法話は、廣瀨 俊 氏(東大阪市・法觀寺住職)をお迎えし、

永代経法要を賜りたいと存じております。

浄土真宗(真宗大谷派)における「永代経法要」とは、先立っていかれた大切な亡き人を偲びつつ、

今を生きる私たちが身をもって、「仏法」を聴聞させていただく大切な仏事なのです。

そして「本願念仏の教え」が説かれた『浄土三部経』を、

永き世に手渡し、代々伝えていくことが大切な意義となります。

つまり、阿弥陀如来の根本なる願いを聞き開き、

連綿と伝承されてきた「本願念仏」を相続していくことがこの法要の「要」となります。

このように、私たちは亡き方々を大切な機縁とし、「諸仏」として見出すことを通して、

今、遇い難き仏法に出遇う「仏縁」をすでにこの身にいただいているのです。

そこにこの私一人が「念仏者」になることが、深く願われているのです。

万障お繰り合わせの上、是非とも本堂にご参詣くださいますようお願い申し上げます。

IMG_1348住職合掌


来たる 5月18日(月)に勤修される「永代経法要」を迎えるにあたり、

本堂の「仏具のおみがき」の奉仕会を行いたいと思います。

この仏具のおみがきを通して、わが心も磨き、

仏さまにお給仕するお心を大切に育んでいただきたいと思います。

そして心新たに今年度の「永代経法要」をお迎えしたいと存じます。

ご都合の良い方は、ぜひご協力をいただきますようお願い申し上げます。

各自お持ちいただく物は、新聞紙・軍手・タオル・歯ブラシ・前掛けとなります。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

住職 合掌IMG_2229