去る8月16日(火) 午後2時より、本堂において「お盆追弔法要」並びに「節談説教」が行われました。

お盆のご多用の中、また猛暑の中、多くの方が本堂にご参詣くださり、誠に有り難うございました。

今年は、三世代で、祖父母さんからお孫さんまで幅広くお参りくださり、

賑々しく勤めることができ、大変嬉しく感じました。

小さな手を合わせ合掌する姿に、感動を覚えます。

 

また法要後に、祖父江 佳乃 氏(名古屋市・有隣寺住職)をお迎えし、「節談説教」をいただきました。

節談説教とは、高座での説教を指し、そして節とは言葉の長さ、速さ、間、すべてが「節」となります。

祖父江氏の語りの世界に引き込まれ、如来や浄土の世界、また親鸞聖人の姿を思い浮かべながら、

熱心に耳を傾け、お説教の醍醐味を味わいながら、聴聞させていただきました。

改めて、真宗門徒における「お盆法要」の意義を確かめさせていただきました。

 

真宗のお寺とは、誰しもに開放された場であり、これからも失敗を恐れずに、

様々なことを表現して、「お寺の在り方」を模索していきたいと思います。

また来月の秋の彼岸会法要、そして「報恩講」をお迎えするにあたり、

御門徒皆さまのご尽力・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

住職合掌

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 ~亡き人を案ずる私が 亡き人から案じられている~

来る8月16日(火)午後2時から、大切な亡き人を偲びつつ

「お盆追弔法要 兼 節談説教」を勤修いたします。

また法要後には、祖父江佳乃氏(名古屋教区・有隣寺住職)による節談説教がございます。

この節談説教とは、高座での説教を指します。

そして、節とは言葉の長さ、速さ、間。語り全てが節です。

そして、説教は阿弥陀様のお取り次ぎです。

そのため、高座に座布団を用いることはなく、拍手ではなく念仏が生まれます。

つきましては、本堂にご参詣いただき、亡き人からの願いを聞き開いていただきたく思います。

ご多用中とは存じますが、どなた様もご自由にご参加できますので、

ご家族・知友、お誘い合わせの上お気軽にご参加ください。

住職 合掌

【祖父江 佳乃氏(名古屋教区・有隣寺住職)】

節談説教の名手、故・祖父江省念氏を祖父に持つ
愛知県名古屋市の真宗大谷派有隣寺住職。
祖父江佳乃住職の説教の特徴は、女性にスポットを当てること。
親鸞聖人の母や、妻の恵信尼の心情が細やかに語られる。
 
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 お盆は、正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といい、

『盂蘭盆経』というお経に説かれるお釈迦さまの高弟・目蓮(もくれん)尊者の物語に由来するものです。

この盂蘭盆とは、「ウランバナ(梵語・釈迦在世当時の言葉)」を音訳したもので、

「倒懸(とうけん)」と訳されます。非常な苦痛をたとえたものです。

 その『盂蘭盆経』には、目蓮尊者がお釈迦さまの教えにより、

餓鬼道に落ちて苦しむ母を、百味(ひゃくみ)の飲食(おんじき)をもって修行僧たちに供養し、

その功徳によって救われたと説かれています。

 この経説と「先祖の霊が帰る」という日本独自の「民間信仰」が結びつき、

現在のお盆の形が生まれたものと思われます。

十三日には先祖の霊が家に帰り、十六日にはお墓に戻るという考え方です。

その行き帰りの目印として「提灯」が必要となり、「送り火」「迎え火」が行われ、

家庭には「精霊棚(しょうりょうだな)」を設け、先祖の位牌や仏具を置き、

供養の品々を備えるようになりました。つまり、お盆を「先祖供養」の期間として捉えたのです。

 

 それに対して浄土真宗は、仏さまがお墓と家庭を「往復」するという考えをしません

ですから、送り火・迎え火は行わず「提灯」や「精霊棚」も必要ありません。

また先祖の乗り物と言われている馬や牛に見立てた、キュウリやナスの作り物も必要ありません。

 

ご家庭ではお内仏(仏壇)に手を合わせ、

お墓では墓石の正面に記した「南無阿弥陀仏」に手を合わせるだけです。

仏さまに手を合わせるという意味では、家庭でもお墓でも同じことなのです。

 ですから、お盆をお迎えするのは、亡き先祖の霊を救うという「供養」のためではありません。

亡き人を偲び、わが身・わがいのちの尊さを振り返る大切な時といただくべきでしょう

つまり「仏法聴聞」を通して、仏さまの深い恩徳を知り、

諸仏(しょぶつ)である「先祖の願い」をいだき直すのです。〈終〉


来る7月18日(月・海の日)の午後2時より、「同朋の会(聞法会)」を行います。

先ず「正信偈」を共に同朋唱和し、宗祖の「お念仏の教え」をいただきたい思います。

次に、日常における「仏事」に関する問いを通して、

真宗門徒として、どのように受け止めていけば良いのか、共に考えていきたいと思います。

最後に、『まんが 宗祖 親鸞聖人』(難波別院発行)を用い、

今回は、『一念多念は「信行両座」で』という内容に触れ、

吉水時代の親鸞聖人のご生涯に学んで参りたいと思います。

ぜひお気軽にご参加ください。 合掌

 


 帰敬式(ききょうしき)とは、「おかみそり」とも言われ、ご本尊の前で仏・法・僧の「三宝(さんぼう)」に帰依することを誓い、

そして親鸞聖人が顕かにされた「浄土真宗の教え」に自らの人生を問いたずね、「仏弟子」としての新たな人生を歩ませていただく大切な儀式です。

この式を受けた方には、「法名(ほうみょう)」が授与されます。

 この法名とは、俗名に対する仏法土の名です。特に浄土真宗では「釋(しゃく)」の字を冠しています。

これは中国の釈道安の「出家者は、釋尊の釋を姓とすべき」といった提唱に由来するものです。

以降、漢字文化圏の出家者は「釋」を冠し、法名を名のるようになりました。

 また帰敬式では、「三帰依文」を唱えることになっています。

三帰依とは、「お念仏(南無阿弥陀仏)の教え」を説かれた釋尊に帰依し、「仏弟子」として生きる宣言を、自他にしらしめていくことなのです。

 この「三帰依」とは、「仏(覚者)」に遇うということを宝とする。そして、「仏法(教え)」を宝とする。そして「僧伽(さんが)」を宝とする。

この僧伽とは、僧侶だけを指す言葉ではなく、仏の教えを大切にし、その教えによって道を求める人びとのことで、

その人びとから友とされ、その人びととの出遇いを「宝」として生きるということです。

 

皆さんにとって「法名」は、亡くなってから住職につけていただくといったイメージがあったことでしょう。

しかし、これまで述べてきたように、「南無阿弥陀仏の教え」に導かれ、仏道を歩む者となった新たな名のりという意味から、

本来、生きている間にいただくものなのです。

 

なお、帰敬式はご本山である真宗本廟(東本願寺)や各別院・寺院(正圓寺)で受式することができます。

「本願念仏の教え」に出遇った証として、ぜひ帰敬式を生前に受け、「真宗門徒」としての出発を確かめていただきたいものです。 〈終〉

 


来る7月18日(月・海の日)の午後2時より、「同朋の会(聞法会)」を行います。

先ず「正信偈」を共に同朋唱和し、宗祖の「お念仏の教え」をいただきたい思います。

次に、日常における「仏事」に関する問いを通して、

真宗門徒として、どのように受け止めていけば良いのか、共に考えていきたいと思います。

最後に、『まんが 宗祖 親鸞聖人』(難波別院発行)を用い、

今回は、『一念多念は「信行両座」で』という内容に触れ、

吉水時代の親鸞聖人のご生涯に学んで参りたいと思います。

ぜひお気軽にご参加ください。 合掌

 


 初めに、読経中の作法について、ご説明いたします。

施主の方を中心に、お内仏(仏壇)の前に念珠をもって着座します。

座る順番に決まりはありませんが、故人と「縁」の深い方から座るのが一般的です。

住職が着座され、まず合掌・焼香されますので、住職に合わせて、一同「合掌」しましょう。

読経が始まりますと、お焼香の順番が回ってきます。

 この「焼香」とは、仏事には欠くことのできないものであり、

お釈迦さまのご在世の当時から行なわれていた大事な「儀式」と云われています。

浄土真宗において最も大切なお経である『仏説無量寿経』には、

一切万物がみな、無量の雑宝や百千種の香をもって共に合成し、その香は普く十方世界に薫ぜん」と、

薫香(くんこう・かおり)をもって清浄なる世界、「浄土のはたらき」を教えています。

 つまり焼香、香を焚くということは、薫香により、仏前を荘厳(おかざり)すると共に、

清らかな光明の世界、「浄土」を思い浮かべる大切な「仏縁」となるわけです。

 さて、焼香の作法をご説明いたします。焼香の順番が回ってきましたら、

仏前に向き直し、ご本尊「阿弥陀如来」を仰ぎ見て、身を正します。

次に、焼香をします。左手を卓に添え、右手で香をつまんで、香炉(こうろ)の中に「二回」薫じます。

この時、香を額に頂き、念じることはいたしません

 最後に、右手の指先で香盒(こうごう・香を入れる仏具)の香の乱れを直してから、

静かに合掌し、お念仏「南無阿弥陀仏」を称えます。そして合掌を解き、軽く「一礼」した後、元の席に戻ります。

最近では、香炉と香盒を「焼香盆」にのせ、順番に回していく「回し焼香」が多いようです。

この場合も、作法は同様あり、 正しい焼香の作法を身につけましょう。 

 


去る5月18日(水)午後2時より、本年度の「永代経法要」が本堂にて勤まりました。

初夏を想わせるような暑い一日となりましたが、多くのご門徒にご参詣を賜りました。

法要に於いては、永代経表白の後、『仏説阿弥陀経』の読誦、

『正信偈』の唱和をお勤めしました。

内陣・外陣の法類の力添えを賜り、お荘厳をしていただきました。

法話は、廣瀨 俊 氏(東大阪市市・法觀寺ご住職)からご法話を頂戴いたしました。

「御恩報尽の念佛」という講題をいただき、この私一人に賜る「ご恩」とはいかなるものなのか?

大きな文字のレジュメを配っていただき、分かり易く、丁寧に仏法を伝えてくださいました。

ご門徒一人ひとりのうなずきの中、「知恩報徳」とはいかなるものかという課題をいただきました。

さらなる「聞法生活の歩み」が始まる機縁となったと思われます。

私自身、これからももっと多くの方々に開かれた「真宗のお寺」を目指し、

日頃からのご門徒との付き合いの深さを考えさせらる法要となりました。

最後にお多用の中、本堂にご参詣を賜り、また多くの「御懇志」を賜り、誠にありがとうございました。

合掌

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《ご法話:廣瀨 俊 氏》


来る 5月18日(月)午後2時より、平成28年度の「永代経法要」が勤修いたします。

本年度のご法話は、廣瀨 俊 氏(東大阪市・法觀寺住職)をお迎えし、

永代経法要を賜りたいと存じております。

浄土真宗(真宗大谷派)における「永代経法要」とは、先立っていかれた大切な亡き人を偲びつつ、

今を生きる私たちが身をもって、「仏法」を聴聞させていただく大切な仏事なのです。

そして「本願念仏の教え」が説かれた『浄土三部経』を、

永き世に手渡し、代々伝えていくことが大切な意義となります。

つまり、阿弥陀如来の根本なる願いを聞き開き、

連綿と伝承されてきた「本願念仏」を相続していくことがこの法要の「要」となります。

このように、私たちは亡き方々を大切な機縁とし、「諸仏」として見出すことを通して、

今、遇い難き仏法に出遇う「仏縁」をすでにこの身にいただいているのです。

そこにこの私一人が「念仏者」になることが、深く願われているのです。

万障お繰り合わせの上、是非とも本堂にご参詣くださいますようお願い申し上げます。

IMG_1348住職合掌


来たる 5月18日(月)に勤修される「永代経法要」を迎えるにあたり、

本堂の「仏具のおみがき」の奉仕会を行いたいと思います。

この仏具のおみがきを通して、わが心も磨き、

仏さまにお給仕するお心を大切に育んでいただきたいと思います。

そして心新たに今年度の「永代経法要」をお迎えしたいと存じます。

ご都合の良い方は、ぜひご協力をいただきますようお願い申し上げます。

各自お持ちいただく物は、新聞紙・軍手・タオル・歯ブラシ・前掛けとなります。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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